2018年 05月 06日
子供の日イベントの民家園
民技会会員として&自分の子供たちも楽しませてもらおうと出かけてきました。
着用できるイベントです。
この蓑は、裏側(内側)がこうやってこぶ?のようにたくさん結び目のある作りになっています。
サイドに紐を通すところがあったり、
わらで雨具を作り、ファスナーやボタンなしでそれを快適に着るためには
こうすればいい、という昔の人の英知の積み重ねを感じました。
米俵、もっこ、わらリュック?など、体験用にたくさんのわら細工が並んでいました。
すべて、民技会、わらグループの人たちによる手作りです。
本当にすごい人たちだなぁ、と思いました。
私は、あまりお手伝いするところがなく(入ったばかりで勝手がわからないので(笑)
わら細工を少ししました。
もっと簡単にできるよ。」
こういうことは、ネットにも、本にも載っていないことです。
でも、すごく大事なことです。
実際にやっている人に教わるってことがすごく大切だと思いました。
(ここに来るたび、毎回思います。)
この日はとても天気がよくて、本当にいい気持ちでした。
「ここが緩んでるなぁ~」なんて、展示してある民具の手入れを、グループの方がなさっています。
そばまで行って見ていると、
「これは男結びと言って、ほどけない結び方なんだよ~」
「ここの高さがそろってる方がきれいにみえるでしょ~」と、教えて下さいます。
昔からの知恵の伝承です。
しっかり聞いて、私もちゃんと伝えられるようにならないと!と思いました。
グループ長さんの着用していたヒロロ草の蓑です。
子供の習い事が夕方にあるので、最後まで参加できなかったのですが、
時間いっぱいまでたくさん学んで、たくさん楽しませていただきました!
本当に感謝しかありません。
民技会に入って、本当によかったと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。
by inenokami
| 2018-05-06 05:33
| 民技会
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